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メイド喫茶へようこそ

第4章 かおりの場合~特製プリン~

「お待たせしましたぁ~♡ラブコロゲームッ♡」



葵ちゃんは両手に抱えるほどの大きなサイコロを持ってきた。



「何がでるかな♪何がでるかな♪」



葵ちゃんの歌に合わせてサイコロを投げる。

コロコロコロ……



「あっ!
“メイドとポッキーはんぶんこ”がでましたよ~」



葵ちゃんはポッキーを持ってきて、クッキーの方をその可愛い口にくわえた。



「んっ」



どうぞ、と言うように俺の方に差し出す。

これって……食べ進めちゃったらまさかのキ、キ、キス……しちゃうやつじゃね?!

心臓がバクバクする。

俺はそっとポッキーをくわえた。



ポリポリポリ…



ちょっとずつ進んでいく。

葵ちゃんの唇が…近付いてくる!

俺は思わず目をつぶると



ちゅっ……



唇に何かぷるんとした柔らかい感触。

目を開けると、葵ちゃんが少し頬を染めて笑っていた。



「えへ♡」



お、女の子の唇って…
やわらけぇ~!!!



俺は感動してしまった。

そして俺のムスコは…大興奮…。

ちょっとコイツがおさまってから帰ろう…///

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