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君の支えになりたくて

第3章 ペア

「あっちーな」


『久々にあんな走ったし』


俺は、桔平と教室へ向かっていた


「んで?のぞみちゃんと話せたんか?」


『!!?………別になんも話してねーし』


…話してないけど


ボールで言葉は、交わせた……と思う


『つ…次数学だっけ??』


俺は、深く聞かれたくなくて話題を切り替えた


「そ…数学」


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