壁一枚 2nd
第18章 罰
崩れ落ちた荷物
その下敷きになった美緒
しかし荷物の割りに怪我はしていなかっ
た
何故なら…
美緒「…」
由美子「美緒、美緒、大丈夫!?」
美緒「…っ…うん…」
明子「孝志!?孝志、しっかりして!!
孝志!!」
孝志「んっ…」
美緒「先生…先生!?」
美緒をかばい
荷物の下敷きになっていた孝志
頭から少し血を流していたが、それほど
外傷は酷くなかった
しかし…
明子「孝志、大丈夫?」
美緒「先生!?」
孝志「…」
美緒「先生?」
孝志「先生…先生って…俺の事?」