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壁一枚 2nd

第6章 先生には秘密



美緒「う~」

多恵子「美緒ちゃん、美緒ちゃん?」

美緒「…はい」

多恵子「私、帰るから、孝志が戻る前に
ちゃんと服着てね」

美緒「…はい」

多恵子「それじゃあ」


満足した表情で
家を出て行った多恵子
その後、多恵子が戻る事はなく
数時間後には用事を済ませた孝志が戻っ
て来た


孝志「ただいま、美緒?」

美緒「…先生…お帰りなさい…」

孝志「ただいま、姉貴は?」

美緒「あぁ…多恵子さんなら…帰りまし
た…」

孝志「そっか」

美緒「…」


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