
黒子を溺愛
第6章 お兄ちゃん~黄瀬涼太side~
トランプを取りに行った帰りにテツヤとすれ違った。
涼「あれ?どこ行くんスか?」
テ「あっくんのところ~」
涼「そうッスか、早く帰って来るんスよ!」
テ「は~い!!」
トテトテと走っていくテツヤの後ろ姿を眺めながら顔がニヤける。
その顔を締めないまま階段を降りて、そのまま部屋に入る。
部屋に入るなり、青にいと赤にいに暴言を吐かれた。
征「涼太、そのゆるみきった顔を何とかしろ。気分が悪くなる」
大「兄貴のいうとおりだ、涼太。マジでやめろ」
ヒ、ヒドい(泣)
でも、この幸せな気持ちは、分かるわけな…
大「涼太ぁ~!大富豪やろうぜ!!」
遮られたッス(泣)
涼「…分かったッス~」
それから3人で何回か大富豪をして、テツヤを待った。
