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男の娘と痴漢電車。

第2章  



アナウンスが流れると、みんなテキパキと片付けて帰っていく。

「あ…」

次々とおじさんはお金を男の娘達に渡し、去っていく。

「はい、僚くん」

「あっ…あ、ありがとうございます」

僕は、20人くらいのおじさんからお金をもらった。

全部で50万くらいかな…?


「…おい」

「あ、達也さん…」

「お前も早く帰れよ?あ、でも…」

達也さんはにやりと笑って言った。

「一人暮らしなら俺の家に来い」

「…へ?」

確かに僕は一人暮らしだし暇だけど…

「何でですか?」

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