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僕のこたえ

第10章 溢れる想い

君と僕は一瞬目が合った。


そして君は慌てて恥ずかしそうに目を逸らせた。


「じゃ、そろそろ戻るね」


と、踵を返し歩き出そうとした。


僕は思わず君の腕を掴み引き寄せた。


体が勝手にそうしていた。


君を離したくなかった。


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