テキストサイズ

僕のこたえ

第11章 オリエンテーリング

君はそれを受け入れお互いの口内を僕と君の舌が絡み合った。


僕はどんなにか叶わないと思った君の唇を今味わっている。


しかし、それは長くは続かなかった。


「んんっ…理人…」


僕じゃない名前を口にされ、ハッと我に帰る。


君は僕を彼と勘違いしてる。


僕は唇をそっと離した。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ