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僕のこたえ

第13章 プレゼント

街はクリスマス一色になる頃、デパートでバイトする君を見かけた。


懸命に品物を包装する君が健気に見えた。


きっと、アイツの為だろうな…


僕は声を掛ける事もなくデパートを出た。


北風が強くマフラーを締め直し、ポケットに手を入れて歩く。


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