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僕のこたえ

第3章 球技大会

「理人、凄かったよ。おめでとう!」


「朱美先輩が見てると思ったから、頑張れた。
俺、カッコ良かったろ」


「うん、凄くカッコ良かったよ」


アイツはいきなり君の頬にキスをした。


「ふっ、勝手にご褒美いただき」


そう言って爽やかに立ち去った。


君は真っ赤になって立ち尽くしている。


僕の心はガラガラと崩れる音がした。


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