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僕のこたえ

第17章 翌日の僕と母

「行くよ」


「行ってらっしゃい」


気だるく言うスミカさんはまだダルそうだ。


そのままテーブルに伏せてしまった。


「あ…スミカさん、夜は?」


「今夜も7時からパーティー…」


「飲み過ぎるなよ」


「そっちこそ、避妊してよね」


これが母親の言う事か?


「抜かりない」


と言い返したら、目を閉じたままプッと小さく吹いた。


偉そうに言ってみたが…僕はそれは持っていなかった。


買っとくべきだと思った。


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