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僕のこたえ

第18章 クリスマス

「買い物してきた。愛海は料理できる?」


首を横に振った。


予想通りだ。


「僕が作るからキッチン貸して」


そう言って真っ直ぐキッチンへ向かった。


僕は買ってきた袋から材料を出した。


大したものは作れないが、鍋ぐらいは出来る。


適当に野菜を刻み土鍋を愛海に出してもらい、材料を入れた。


「クリスマスなのに鍋?」


「気に入らない?」


「ううん、お鍋好き」


「それは良かった」


僕らはダイニングで向かい合って鍋を堪能した。


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