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僕のこたえ

第19章 迷いと踏み出す僕

僕は4階と10階をプッシュして、息を整えた。


4階で住人が降り、僕は一人10階まで上がり、エレベーターを足早に降りた。


愛海の部屋のインターフォンを押した。


『…はい』


小さく曇った愛海の声…


「愛海、僕だ!蓮だ」


暫くするとカチャリと少しだけドアが開いた。


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