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僕のこたえ

第21章 寂しさから

自室に戻り一人ベッドの上で考えた。


愛海は…何をしてるんだろう?


僕は愛海の事を思い浮かべた。


大人ぶった服装。

小悪魔な笑い方。

男慣れした甘え上手。

だけどどこか秘めた寂しげな表情…


僕はそれが一番気にかかった所だ。


君の事も考えた。


愛海の事…君の事…


どちらも頭でグルグル回る。


だけど…君にはアイツがいる。


君は僕が居なくても幸せだ。


愛海は…


愛海は…やっぱり放っておけない。


僕はむくっと起き上がった。


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