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僕のこたえ

第23章 サヨナラ初めての女性

僕はなるべく何事もなかったように会話して、楽しく二人で夕食を食べた。


愛海も少しずつ笑顔を取り戻して、普段の愛海らしくなってきた。


「ああ、美味しかった。御馳走様!やっぱり人と食べるのっていいね」


「ああ、そうだな。

愛海が必要なのは…僕じゃない。もちろんあの男でもない。

愛海には一緒に食事をする家族が必要だ」


「そうかも…」


散々泣いたせいかやけに素直だった。


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