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僕のこたえ

第26章 家庭教師は大変1

なんとか授業を真面目に受け始めたが、とにかく集中力がない。


僕が文字を書き込むとノートではなく、僕の顔を見ている。


僕がキッと美奈ちゃんを見据えると、慌ててノートに目を落とした。


耳まで真っ赤にして可愛らしい。


小悪魔って言っても所詮は中学生だ。


せいぜい小悪魔予備軍だ。


と思った僕が甘かった。


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