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僕のこたえ

第27章 暑さの誘惑

ダメだ…もうここでは勉強出来ない。


僕は教材を片付けた。


美奈が電話を終え戻ってきた。


「美奈ちゃん、出掛けるぞ」


「続きは?」


「続きは高校合格したらだ。さあ、図書館へ行こう」


「え~っ!?」


「え~じゃない。今授業中。僕はお金貰ってるんだから、この時間に君とセックスは出来ない」


「最悪…」


「最悪でもいいから…」


僕は美奈の手を引いて無理やり家を出た。


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