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僕のこたえ

第31章 少女との情事

少女は上がるエレベーターの中で女の顔になってゆく。


一秒一秒が彼女の大人への階段を登らせているように感じた。


美奈はキレイだった。


エレベーターを降り、点滅した部屋番号のドアを開け美奈の背中を押し部屋に入った。


部屋のライトは薄暗い。


それが余計美奈を美しく見せた。


僕は美奈が愛しくて後ろから抱き締めた。


「美奈…」


美奈の耳元で名前を呼ぶと美奈の体は少し震えながらも僕の首に手を回した。


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