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僕のこたえ

第34章 心の隙間

綾女はソファーで携帯を弄っていた。


僕が一つ咳払いするとハッと気づき携帯を閉じた。


きっと彼氏へのメールだろう。


「綾女ちゃん、ちょっと話そうか」


「うん…」


僕は綾女の隣に座った。


綾女は携帯をバッグに仕舞い座り直した。

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