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僕のこたえ

第35章 僕はイニシエーション

それから、美奈とは益々疎遠になっていった。


罪悪感もあったし、誘っても断られるのが嫌だから僕からの連絡もめっきり少なくなる。


僕達はお互いの生活に夢中だ。


所詮どちらも歩み寄る努力をしなければ、高校生と大学生なんて接点がない。


そして僕は寂しい夜、美奈ではなく君の顔が浮かぶ。


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