テキストサイズ

僕のこたえ

第41章 臆病者

授業が終わると溝口が話し掛けてきた。


「合コン!週末行かないか?」


「行かない」


僕は今そんな心境ではないのだ。


「何でだよ~東お持ち帰り得意じゃないのか?」


あ…綾女の事か…


「ごめん、今回はパス」


そう断り、校舎を出た。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ