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僕のこたえ

第43章 僕が守る

夕方、僕は一人帰宅した。


スミカさんは珍しく家にいて二人で夕食を取っていた。


「最近どう?」


「ああ、それなりに変わりない」


「それなりにね」


と意味深に言いながらグラスを傾けた。


「蓮も飲む?」


「いや、いいや」


いつもなら付き合う所だが今日は何だか飲まない方がいいような気がした。


「ごちそうさま」


食器をキッチンに置き、バスルームに向かった。


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