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僕のこたえ

第46章 キラキライブ

遥香は真っ白のファーの付いたコートを着込み、マンションの前で立っていた。


まるで雪の妖精のようだ。


遥香の周りだけ雪が降っているように見えた。


遥香の横でピタリと停車すると、遥香は急ぎ足で右手に周りドアを開けた。


「お待たせ、遥香」


「先輩、今晩は」


助手席に滑り込むように乗り込むと両手を摺り合わせ、はあっとした。


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