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僕のこたえ

第47章 予想外だけど

無事家を脱出したが、外はすっかり寒く冷え込む。


僕達は白い息を吐きながら、寄り添って大通りまで歩いた。


隣の遥香のぬくもりだけが温かい。


でもしばらくすると、遥香はカタカタ震えてだした。


早くホテルに連れて行かないと可哀想だ。


僕はタクシーに手をあげた。



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