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359°

第1章 卓也と拓哉

もうすぐ開演って時に、ポンと肩を叩かれた。


振り向くとツレ…ではなく、さっきのサラリーマンの兄ちゃんだった。


「楽しみだね♪」


兄ちゃんは上機嫌で話しかける。


いやいや、
なんでわざわざオレの隣に来るんだよ…


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