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第2章 偶然と衝撃


「ちぇ~、オレだってさぁ~マジで行きたかったんだぜぇ?だけど愛しのまみちゃんがさぁ…」


そこまで言ってツレは俯く。
何を言うのかと待ってたら…


「まみ、寂しい。あたしと『デュラン』とどっちが大事なの?って、(電話の向こうで)言うからさぁ~、行くしかないじゃん?」


「シネ」


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