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第2章 偶然と衝撃

「坂本くんって、『デュラン』のファンなの?」

「うん、なんで知ってんの?」

「さっき話してるの聞いてた」

「そっか」

「駅前のカラオケ屋さんに、『デュラン』の曲入ってたけど知ってる?」

「…………マジで!?」


オレは思わず大声を上げた。
みんなの注目を浴びたのは言うまでもない。

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