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好きだから、、、

第5章 第五章




「俺、

もう美月と一緒に

いたくないよ。」


『どうして??』


「だって俺、

信用されてないでしょ。

こんなに

好きだったのに。」






純哉にそう言われて、

あたしの目からは

心の雪が溶けたように

涙が溢れた。






『あたしだってさ、

純哉のことが

好きだったよ。

好きだから、

大好きだから

言えなかったんだよ。

純哉のかっこいい顔には

かわいい笑顔しか

似合わないから。

悲しむ顔なんて

絶対似合わないから。』


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