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好きだから、、、

第9章 第九章




純哉は、

笑っていた。




黒い額のなかで。

白い箱のなかで。




かっこいい顔に、

かわいい笑顔。




いつもの純哉だ。




私の手には、

キノコの消しゴム。




これは、

昨日純哉にもらった

消しゴムだった。




純哉の心臓が

止まる前に。




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