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美人妻は性欲旺盛っ!

第24章 エピローグ







 あの日の誘拐未遂事件は警察が駆けつけて幕を下ろした

 最近秘密裏に売買される自主制作AVが出回っていて、その販売グループの一端じゃないかという話だった



 事情聴取に調書、被害者である右京は警察への協力で気の休まらない日が続いていた

 それもようやく終わった






「…はぁーーっ!
やっと解放された~!」






 101回目

 聞かされて驚いた
 随分と無茶な事を考えるものだと右京は感心してしまった

 無理難題?無謀?
 とにかく無理だろう



「お前を信じてたって
殺し文句だよ……///」



 でも100回無視するって言っても最後のほうは全然無視されてなかったし甘いなぁと右京は思う



 たくさん泣いた
 最初のほうはずっとこっぴどく無視され続けて、つらくて心が折れそうで何度もだめかと思った






 けど右京は信じていた
 ゆきがもう一度自分を信じてくれるのを信じていた

 信頼に唾をかけた
 最低な行為だ
 恥を知ればいいと思う
 信じられなくなった私を信じてもらうにはためには、私の気持ちをわかってもらうしかないと思った

 信じてもらいたい
 どれだけ好きなのかを

 許されなくてもいい
 でも知っていてほしい



 本当です
 嘘偽りないです
 あなたの愛しかいらない
 私の愛はあなただけ

 別れたくなかった
 だから諦めなかった
 伝わらなくても伝わるまで
 それが私の覚悟だった

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