
喘ぎ声レッスン*SS追加中*
第1章 出会いは最悪で
「いないねぇ、帰るか」
「うん」
生徒の声はドアが閉まる音と共になくなった。
「・・・バレたらどうするんですか」
「俺ここにはもうこれないね」
「じゃぁバラします」
ふーん、といった顔をする先生の顔はすぐに悪魔のように意地悪になる。
手には録音機。
「せっ・・・セックスです!!!」
あたしの叫んだ声。そこだけが録音されていた。
「こんな事叫んだ女の子、みんな気になるだろうなぁー」
「ご・・・ごめんない」
「よろしい」
何なんだ、この人は。
