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喘ぎ声レッスン*SS追加中*

第18章 崩れる音


『仕事あるから、店で落ち合おう形でも良い?
先にドレスとか見てて貰える?

はやく梓のドレス姿見たい。』


思わずキュンとしてしまった。
あたしもはやく着て、優に見せてあげたいな。

綺麗って言って欲しい。
似合ってるって…。

駄目だ、想像したらニヤけてきた。


『あたしもはやく見せたいな。
じゃあ仕事頑張って!』


怖い。
幸せ過ぎて…本当に怖い。

人って幸せと不幸が
順番に訪れるものなのだ。

なのに、あたしには幸せばかり来すぎている気がする。


…あたしのそんな勘が当たる事などこの時には知る由がなかった。

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