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喘ぎ声レッスン*SS追加中*

第2章 それは悪魔の如く




「そうなんですか、」


先輩と肩を並べて歩く。先輩は気をつかってくれて学校ではあまり喋らないけれど、家が近いらしく家まで送ってくれる。



「今日は先輩の家まであたしが送りますよ?」


「いや、大丈夫」



いつも、そう言ってあたしを家まで送ってくれるのだ。優しいけれど心細い。


あたしはまだつき合っているという実感が持てずにいるからだ。



こんなに素敵な彼氏、もう二度と出来ないと思う。






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