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喘ぎ声レッスン*SS追加中*

第26章 覚悟と決意



ドアを開ける前に、
泣きそうになった。


だけど、あたしは泣かない。

―――もう決めたんだ。



例え優の記憶が戻らなくても良い。



あたしは何度だって
通いつめてやる。

あたしは何度だって
思いを伝えるんだ。



そしてもう一度
好きになって貰うんだ。


…もう一度、
惚れさせてやる。





あたしはドアを勢いよく開いた。

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