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喘ぎ声レッスン*SS追加中*

第34章 真実



俺は目を瞑り、あの時を思い出す。





『あいつ泣かしたら、
お前殴るで?


そんでもって
あいつを奪うからな?

…今はそのために引いたる』


仁が言った言葉を
俺は思い出した。




男と男の約束。

決して破ってはいけない。


なのに、


俺は忘れてしまった。
俺は破ってしまった。



思いだした時には
後悔して後悔して


・・・自分を責めた。


それでも、梓が好きで
好きで、好きで…

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