
喘ぎ声レッスン*SS追加中*
第1章 出会いは最悪で
「拓己くん、大丈夫。ごめんね」
拓己くんには早く前を向いて欲しかった。この人もクラスで1、2を争うイケメンだからだ。
彼氏である先輩もファンが居る程人気で、只でさえ女子に陰口叩かれているのに、クラスの男子にも手を出したと思われたら面倒臭い。
なのに、拓己くんは全然分かってくれなくて。
「先生、南森さんまだしんどそうなんで、保健室連れて行きます。」
「遠藤くん、よろしくね」
最悪だ。女の子めっちゃ睨んでますよ。
あとでバケツに入った水でもかけられそうで怖いですよ。
