ずっとこのまま
第8章 お兄ちゃんが....
その日は休日だった
「*今日はあいつくるから」
「うん....」
「+こんにっちわー」
「*いらっしゃい上がって?」
「+相変わらずカッコいいね♪
あれって妹さん?なにあの
『ブッサイク』な顔!まじで笑える腹チョーいてえ」
「え?...」
「*そりゃ言い過ぎー(笑)」
「ヒックヒックッ グズッ うう.....」
「+声かわいいくせしてあれかよ
健真の妹としては、さいやくだね。」
「.....い ひどい...お兄ちゃんだって
止めてくれればイイのに!
最低!お兄ちゃんのバカ!だいっきらい。
こんな家に二度と戻ってこない。
ちょっと家出の準備してくる」
ドタドタドタドタ
「*あいりっ!」
「+あんな子家出しちゃえばイイじゃん!
そしたらあたしがここに泊まって
毎日らぶらぶ生活かなあ?」
「*ごめん。俺ら別れよう。
お前のことスキじゃないし、
俺は妹をきづつけるやつは彼女だなんて言えない。
もっと言えば、友達でもない。
俺は妹を愛してるから」
「+え。イヤだよあたし、健真と別れたくないよ
やだよお...ごめ...んなさい.....」
「*ごめんけど帰って?
じゃ。」