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テニスの王子様だよね

第5章 苛つき




朔夜『着いた!
皆!降りるよ!』

立海R&青学R「あぁ!」


朔夜『ファイガ!』

チュドンッ


爆発音を合図に朔夜の目に異変がおこる
空を厚い雲がおおい始めた
まるで夜のようだ


朔夜の目が変わって行く

金と緑から
銀と紫に…


そう…
朔夜は見てしまったのだ
虎と向かい合い
ボロボロで所々血の出ているハルトを
そして…
微かな骨の折れる音…


朔夜『おい…
とうとう俺を完全に怒らせたな?
クズ共よぉ?』

こうなると朔夜は完全に男口調になる
そして口数が減る
必要以上の事はなかなか言わない



降り立った朔夜達にハルトが話しかける

ハルト「遅ぇよ…

朔夜…」


朔夜『ごめん…
直ぐ片付ける…』

雲村親子の方を見る


朔夜『おい…
クソ親子よぉ…
面倒くさいけど特別に…
直々にぶちのめしてやるよ……
覚悟しろ…』

朔夜は薄く笑う



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