私のガーディアン
第12章 待ち時間
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「はぁ、12時まで後1時間…
何かする?」
床で由紀がゴロゴロしながら私達に聞いた
「別にしたい事ないよ」
そう言い返したのは楓ちゃん
私と亜樹ちゃんはうんうんと頷いた
「恋バナは夜に置いておきたいしね」
「それいいじゃん
恋バナ、しよ」
「えー恋バナは夜にしよーよ」
2人はペチャクチャ話し始めた
「咲良ちゃん、お茶飲む?」
2人を気にせず亜樹ちゃんはポットに手を伸ばした
『もらおうかな』
「了解ー
緑茶しかないけど、いい?」
『うん』
亜樹ちゃんはお湯を注ぎ始めた
「はい
熱いから気をつけてね」
『ありがとう』