
私のガーディアン
第20章 海、そして葛城先輩からの知らせ
「それでだ咲良
俺は賛成何だが…お前はどうだ?」
葛城先輩は賛成している
『葛城先輩はご存知だったのですか?』
「一応な…
親父に確認したのは、咲良が入学した時だ。
この前、零と会ったのは予想外だったがな」
笑いながら、葛城先輩は零の方を見た
『私は…
分かりません…
今…自分でも、自分の気持ちが分からなくなっています』
皆と出会って
達哉・秀・豊に告白されて
私の気持ちは揺れた
誰を選んでいいのか分からない
「そうか…
俺はいい返事を待っているからな
話しはこれで終わりだ
お休み」
葛城先輩はそう言って、リビングを出て行った
「咲良、お休み」
その後を追うように、零も自分の部屋に戻って行った
