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私のガーディアン

第20章 海、そして葛城先輩からの知らせ




「うわぁ、マジで綺麗

咲良も来いよ」




御幸くんに手招きされて、私はベランダへ出た



綺麗…




「咲良」



チュッ






私の唇に柔らかい物が当たった




それが御幸くんの唇だと気付いたのは



数秒後だった






『えっ…』




「ごちそうさまでした」



御幸くんはペロッと舌を出した




その瞬間
顔が真っ赤になったのが、自分でも分かった




「もしかして、ファーストキスだった?」




私は首を横に振った



「そっかー
僕はファーストキスだったんだけどな(笑)」








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