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私のガーディアン

第21章 メール




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時刻は間もなく

午後10時



私と葛城先輩はソファに座って

メールを打ち始めた




内容は


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千奈ちゃんへ

夜遅くにごめんね。
初メだよ!


今ね、別荘に来てるんだ
楽しいよ(*^.^*)



返事ちょうだいね


咲良



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千奈ちゃんに出した風に書いた



でもどうして?


千奈ちゃん…



何かしたの?


私に対しての、嫌み?




何なの?




「…ら、咲良」


『あっはい』



「どうした?恐い顔して」



『いえ…何でもありません。』


もし…



相手がハッキングして

居場所が張れたら…



私には、皆を守れない




ポンポン


!?



「大丈夫だ、安心しろ」 ニコッ


葛城先輩の笑顔は優しい感じ



落ち着く…




「そろそろ送るか」


『はい』




私は送信画面にして


‘送信’を押した









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