天使で悪魔なセラピスト
第5章 始 ま り
蓮は素早く、ユナの身体からブラウスとブラジャーをはずし、取り去った。
とうとうユナの上半身は裸にされてしまった。
逃げ出したいような気持なのに、身体が麻酔を打たれたみたいに力が抜けて、動けない。
そして再びやわやわと胸をもみ始める蓮。
「肌、白いね。…おっぱいの先は淡いピンク色…まるで本物の薔薇のつぼみみたいだ。」
「は・・・う」
「…本当に綺麗だよ、ユナちゃん。」
甘く触れられながら、ゆっくりと称賛の言葉を述べられ、何とも言えない切ない気持ちになる。
ぐったりと体をもたせ掛けたまま、いつしかユナは蓮の手の動きに合わせ、ピクリ、ピクリと反応を表し始めた。