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あいどる君に恋煩い

第4章 意識









「あ、は、はい。今日も楽しかったです… あの…祐斗…くん?」








いつもの可愛い感じは全く無く、むしろ無愛想で怒ってる感じがする……







「あ、あの…「今日。僕のこと…全然見てくれませんでしたよね?」」







「えっ?」

「見てくれないだけならまだしも誰かのこと見て顔真っ赤にしてましたよね?」

「あっ…」











「………今日の夜8時にあのカフェで」










唖然とする私をよそにいつもより少し低めの声でそう告げて私のハイタッチした手を痛いくらい握りしめてから離した。





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