あなたが消えない
第22章 あとがき
実はこの話は、ほんの少しだけ私の実話を元に書いた小説でもありまして。
どこまでが実話なのだろう?と思うと思いますが。
以前確かに、永津 翔のモデルとなる男性が私の下の階に住んで居ました。
小説の中での二人の出逢い方はモロ実話。
子どもが大嫌いな私は部屋を見学した時に、大きな声で言ったんです。「私、子ども嫌いだから、ここは居ないから住みやすい」って。だって本当に嫌いなんですもん、今でも。
それを一人でご挨拶した時に、何よりも「妻は御産で今は実家にいまして、しばらくしたら子どもと一緒に戻ってくるんです」と。ドショッパナにイヤミを言われて、私が思った事。
「こんなにカッコいいのに、妻も子どももこさえたんかい!独身者だったら絶対私の彼氏にするのに!」って。
でも、何だか立ち話で盛り上がっちゃって。
私の悩みを聞いてもらい、徐々に話して居て笑い合って、知らない間に触れてしまえるくらいの近い距離で話し込んでしまって。
ドキドキしていたら「無言の間」「一瞬の静止」「見つめ合う視線」。
何秒間かが過ぎて、お互いが後ろへ一歩ずつ下がりました。
恐らくここで、完全に私は恋に堕ちたのですが。
きっと私と彼が、その後深く進展したら小説の内容のようになっていた気がします。
どこまでが実話なのだろう?と思うと思いますが。
以前確かに、永津 翔のモデルとなる男性が私の下の階に住んで居ました。
小説の中での二人の出逢い方はモロ実話。
子どもが大嫌いな私は部屋を見学した時に、大きな声で言ったんです。「私、子ども嫌いだから、ここは居ないから住みやすい」って。だって本当に嫌いなんですもん、今でも。
それを一人でご挨拶した時に、何よりも「妻は御産で今は実家にいまして、しばらくしたら子どもと一緒に戻ってくるんです」と。ドショッパナにイヤミを言われて、私が思った事。
「こんなにカッコいいのに、妻も子どももこさえたんかい!独身者だったら絶対私の彼氏にするのに!」って。
でも、何だか立ち話で盛り上がっちゃって。
私の悩みを聞いてもらい、徐々に話して居て笑い合って、知らない間に触れてしまえるくらいの近い距離で話し込んでしまって。
ドキドキしていたら「無言の間」「一瞬の静止」「見つめ合う視線」。
何秒間かが過ぎて、お互いが後ろへ一歩ずつ下がりました。
恐らくここで、完全に私は恋に堕ちたのですが。
きっと私と彼が、その後深く進展したら小説の内容のようになっていた気がします。