素直になりなよ?
第6章 お出かけ
「わ………すごい綺麗」
そこには一本の桜の木があった
ちょうど春なので満開だった
「こんな場所よく知ってたね」
『小さい頃よく来てたんだ』
「そうなんだ…」
綺麗…
この場所好きだな…!!
なんか嫌なことも忘れられそう…
『俺さ…』
ん?
『小さい頃よく怒られて泣いてここにきてた…。ここが俺の特等席だったんだ』
「そっか…」
「璃玖」
『ん?』
「そんな特等席に連れて来てくれてありがとう//」
『あぁ…!!愛梨ここ好きそうだなって思って』
「…よく分かったね」
『今日愛梨といたらなんとなく』
「そっか」