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私の彼氏はアニメオタク!?

第3章 ファーストキス。

「ね、ねぇー・・・斎藤くん!どうしたの?腕、痛いよ・・・・!」

「・・・」

斎藤くんは、何も言ってくれない。
何も言わず、ずっと、私の腕をつかみながら、歩く。

キーンコーンカーンコーン・・・♪

チャイムが・・・。

「ね、ねぇ・・・、斎藤くん・・・、チャイム、鳴っちゃたよ・・・戻らないと・・・」

ピタッ。
ドンッ!!
斎藤くんは、突然、立ち止まった。
「わっ・・・!!!
な、何・・・、どうしたの・・・?」

「後藤、お前・・・・・」

「?」

「いや、なんでもない・・・」

「あっ!そうだ、良い所に連れてってあげる!
どうせ、授業サボっちゃたんだから!ねっ!」

「あ、あー・・・」

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