私の彼氏はアニメオタク!?
第3章 ファーストキス。
「ふ~ん・・・」
う~、なんか先生怖いし・・・・。
さっきから、斎藤くん黙っちゃてるし・・・、斎藤くんに迷惑かけちゃった・・・。
怒ってるかな?
「・・・さ・・」
グッ!
え?何?
私は、斎藤くんのことを呼ぼうとしたら、突然遮られた。
それは、先生が私を抱き寄せたからだった。
「えっ、えっ、な、何ですか・・・先生・・・」
先生は何も言わない。
もちろん、斎藤くんもだ。
だけど、斎藤くんは、言葉を失っているような状態だった。
「ちょっ、先生!
離してください!!」
「やだ」
やっと、口を開いたと思ったら、わがままを言われた。
子供じゃないんだから!