私の彼氏はアニメオタク!?
第4章 恋人
「あのまま、勢いで付き合うって言いたかったんだけど、でも、よく考えたかったんだ、だから、待ってくれって言ったんだ。
俺は、一晩考えて、お前と付き合ってお前を幸せにできるのか? 苦しめたりしないか?ってたくさんのことを考えた。 俺には自信がなかったんだ。お前を幸せにする自信が、お前を苦しめるんじゃないかって。 それで、告白を断ったんだ」
「・・・」
私は何の言葉も出なかった。
彼は私のことを思って、私を降ってくれたんだ。
そっか。
そうだったんだ。
嬉しいな・・・。
まだ、斎藤くんは話を続ける。
本題に入った。