私の彼氏はアニメオタク!?
第5章 初デート予定たてました!
「あのね!斎藤くん!」
「なに、デートの話?」
「ち、違う!/// それもあるけど、違う!話す前に斎藤くんにお説教するの!」
「説教?何で?俺なんかしたかな?」
う、その目で見られると弱いのよ・・・。
ま、負けちゃダメよ!
頑張れ私!
「コホンッ・・・、えー、斎藤くん」
「はい」
「斎藤くんは最近、授業にでないけどなんでてまないの? 確かに、小中とは違って、義務教育じゃないから、別に高校には来なくったっていい。
だけど、せっかく高校合格して、お母さんにお金出してもらって、学校行かせてもらってるんだから、ちゃんと授業受けないとだめ。
それに、授業でないと単位もらえないし、勉強だってついていけなくなっちゃうよ?
卒業できなくてもいいの?
私はそんなの嫌だよ。 私は、斎藤くんと一緒に卒業したいから!」
この後もずっと、私の説教は続いた。